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建学の精神「敬・愛・信」

 東北文教大学・東北文教大学短期大学部は私立学校です。私立学校は次代を担う若者たちの教育に情熱を燃やす教育者によって、私費を投じて創設された学校です。若い人たちをこのような人間に育てたいという、創設者の熱い思いが教育の基盤になります。その思いが「建学の精神」であり、その学校が存続する限り、建学の精神は教育のバックボーンとして受け継がれていきます。
 学校法人富澤学園東北文教大学・東北文教大学短期大学部は、1926年に富澤カネ先生によって山形市に開設された山形裁縫女学校がその始まりです。女性の社会的・経済的自立を促すための職業訓練学校でした。生徒数30名ほどの小さな学校が、幾多の変遷を経て現在は東北文教大学・東北文教大学短期大学部・東北文教大学付属幼稚園・山形城北高等学校を擁する大きな学校法人となりました。そして、東北文教大学・東北文教大学短期大学部は社会福祉法人敬愛信の会が経営する上山あい保育園を全面的に支援しています。
 学校法人富澤学園の教育理念は建学の精神「敬・愛・信」という言葉で表される人間像の育成にあります。それは、「人を敬い、人を愛し、人を信じる」ことができる人間は、「人に敬われ、愛され、信じられる」人間になるという、創設者の信念に基づいています。この建学の精神は創立以来80年を過ぎた学校法人富澤学園に今も脈々と流れています。

 以下は学園創設者富澤カネ先生の著書からの抜粋です。

「…技術と教養を身につける、それだけでいいのだろうか…人間として最も大切なことは何か。どんなに時流が変わっても、人間として生きるため、これだけは変わるまいと、つきつめて考えて生まれたのが「敬愛信」である。人を敬し、人を愛し、人を信ずる。またそれは人に敬され、人に愛され、人に信じられる人間になってほしい、という願いがこめられている。
 学校における教育の基本はこの建学の精神から出発し、こう考えて教育してきたつもリである。だから私は生徒の「心」をなによりも大切にしたい。私立学校の特徴は、この建学の精神にあると思う。」

(富澤カネ『想い出のままに』P.93、1977)


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