東北文教大学

情報処理演習Ⅱ

依田 平(准教授)
担当者名/
依田 平(准教授)
 Excelの利用方法をちょっと踏み込んで学ぶ科目です。
 難しい部分もあるかも知れませんが、できるだけ噛み砕いて説明しますので、頑張ってついてきて欲しいなあと思っています。

15回分の内容

> ガイダンス> 関数の基礎> セル番地の絶対指定
> IF関数①> IF関数②> VLOOKUP関数
> データベース関数> ピボットテーブル> データの分布と分析
> データベース> データベースの作成> データ処理演習①
> データ処理演習②> データ処理演習③> まとめ

データベース関数を使ってみよう

 今回は、予め作成した表から特定の条件を満たすデータの合計を求め方を説明します。

 上のような表から、ボールペンの全店舗の売上合計を求めるにはどうすれば良いでしょうか?
 あたりまえの話ですが、ボールペンの全店舗の売上合計とは、山形本店、天童支店、東根支店、米沢支店、新庄支店すべてのボールペンの売上の値を合計のことです。これは、特定の条件を満たすデータの合計を求めるということです。

 Excelには予め作成された表から特定の条件を満たすデータを検索し、それらの合計を求める機能(DSUM関数)が用意されています。DSUM関数によってどんな合計を求めるのかは、以下の3つの引数(項目)の設定によって決まります。

DSUM(データベース,フィールド,条件)

 簡単に説明すると、「指定したデータベース(表)から指定した条件を満たすレコード(行)を検索する。そして、検索されたレコードのデータの内、指定したフィールド(列)の値の合計を求める。」ということです。今回の条件では、「売上額一覧表という表から、商品名がボールペンのレコードを検索し、それらの売上というフィールドの合計を求める。」です。従って、DSUM関数の記述イメージは次のようになります。

DSUM(売上額一覧表,売上,商品名がボールペン)

関数の挿入ボタンから入力する場合。Criteria=条件。

 DSUM関数への引数の入力の考え方は、上記で合っているものの、実際にはこれらのように入力しても合計を正しく求めることは出来ません。なぜなら ExcelではDSUM関数への引数の入力は、セル番地を利用して行わなければならないからです。ここが非常にやっかいです。つまり、DSUM関数への引数の入力は次のようになります。

DSUM(A2:H17,H2,A21:A22)

売上額一覧表...A2:H17
売上...H2
条件...A21:A22(DSUM関数への入力のために別途用意する)

関数の挿入ボタンから入力した場合。


 ここまでは、DSUM関数の基本です。さて、それではもっと複雑な条件を満たすデータの合計を求めるには...この続きは授業でお待ちしています。

 いかがでしたか?ちょっと難しかったかも知れませんが、ここで伝えたかったことはExcelも人間の考え方をベースにしているんだということなんです。表から特定の条件を満たすデータの合計を求める...表を指定して、合計を求めたいのは何なのかを指定して、条件を指定する。人間が自分で表から特定の条件を満たすデータの合計を求めるときも同じことをしますよね?

 Excelの関数を使いこなしていくということは、自分は何を求めたいのかということを、Excelが理解できる形に翻訳してExcelに伝えてあげるということなんです。この辺りを理解してExcelを扱ってくれると嬉しいなあと思って授業に取り組んでいます。


(H25.6更新)
(H22.7掲載)

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