東北文教大学

情報処理演習III

大野 寛(教授)
担当者名/
大野 寛(教授)
 この授業の目的は、複雑な関係性を持ったデータを効率よく管理し利用する手法を学ぶことです。前半は表計算ソフトを用いて複数の表を関連づけた処理を演習し、後半はリレーショナルデータベースソフトを利用して演習します。

15回分の内容

> リレーショナルデータベースの概要
> 複数表を関連付けた処理の演習
> データベース関数の演習1
> データベース関数の演習2
> 文字列操作・特殊関数
> 総合的演習
> 総合的演習
> データベースソフトの基本操作(テーブルの作成と編集)
> クエリによるテーブル操作の演習
> 独立したテーブルを関連付ける(リレーション)方法を学習
> リレーション利用の演習
> リレーション利用の演習
> レポートの作成と調整を演習
> 簡単なリレーショナルデータベースの作成
> まとめ

リレーショナルデータベースの概要

 日常生活において我々は複雑に結びついたデータを利用しています。IT社会の現在ではネットワークで結びついたコンピュータ上で管理されたそのようなデータをオンライサービス等で利用しています。例えば、ビジネスシステムには在庫管理システム、文書管理システム、顧客管理システムなどがあります。このようなシステムでは、会社のサーバコンピュータ上にデータベースを構築し,支店や販売店とネットワーク経由でデータのやり取りをすることになります。
 先ほど「複雑に結びついたデータ」と書きましたが一つ一つを見れば難しくはありません。例えば、学生氏名と出身県からなる表を考えます。

学生出身県テーブル
学生氏名出身県
A宮城
B山形
C福島

 このような場合、学生氏名と県名を独立して管理した方が一般的になり便利です。つまり、学生テーブルと県名テーブルに分けておきます。

学生テーブル
学籍番号氏名
20001A
20002B
20003C

県名テーブル
出身県コード出身県
1北海道
2青森
3岩手
4宮城
5秋田
6山形
7福島

 こうすると、学生出身県テーブルは次のようにコードで書けます。

学籍番号出身県コード
200014
200026
200037

 これは2つの表を結びつけた例になります。実際はもっと多くの項目が多くの独立した表に格納されていてそれらを結びつけて利用することになります。そのようなデータの管理をネットワーク経由で実現するソフトウェアをリレーショナルデータベースソフトといいます。
 この授業では、上記のようなリレーショナルデータベースの概念を演習しながら学んでいきます。その際、もう一つ重要なことがあります。パソコンで利用するアプリケーションソフトの多くは個人利用を念頭においたものです。つまり自分が自分のために利用する。一方、データベースソフトは、他の人々がデータを活用できるようにソフトウェアを利用します。つまり、「他の人々が使いやすいように」という立ち位置があるのです。その立ち位置の違いがソフトウェア利用法の違いに大きく影響しており、履修する学生さんを悩ませることになります。


(H25.9更新)

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