東北文教大学

基礎演習ⅠA

阿部 裕美(教授)
担当者名/
阿部 裕美(教授)
 クラス単位で学ぶ、「学生の皆さんに必ず身につけて欲しい力」のエッセンスを凝縮した授業です。クラスの友達と一緒に、一生自分で勉強していける力を身につけましょう!

15回分の内容

> ガイダンス
> 表現力とは何か:情報を伝える
> 表現力とは何か:メッセージを伝える
> 表現力とは何か:情報を適切に伝える
> 説明文を読み、伝える技術
> 説明文を読み、伝える技術を練習する
> 文章をつなぐ
> 文章を構成する
> レポートの書き方を学ぶ
> レポートの書き方に慣れる
> 調査データ読解の基礎を学ぶ
> 調査データを読解してまとめる
> 調査結果を報告書にまとめる方法を学ぶ
> 調査結果を報告する
> まとめ

基礎演習ってどういう授業?

 入学した全員が必ず履修しなければならない授業がいくつかあります。基礎演習はそうした「必修授業」の基礎の基礎。私たちの学科が「学生の皆さんに必ず身につけて欲しい力」のエッセンスを凝縮してあります。その力とは、大きく分けて2つ。それをさらに細かく定義したメモもつけておきましょう。

一生成長し続けるために、自分で学んでいける力 ・必要な情報を見つけ出せる

  • 情報を理解する=意味を考えることができる
  • 適切な言葉と方法で説明できる

社会を生き抜くために、自分を管理して人とかかわる力 ・予定を立てて実行できる

  • 健全な人間関係のなかで共同作業を進められる
  • 自分の関心に引きつけて考えることができる

 赤い色で示したことを身につけるために、15回分のプログラムが組んであります。勉強が苦手な人も、学生生活が心配な人も、この授業をひと通りまじめに受講すれば、2年間の学生生活のなかで自分を成長させていける手応えを感じていけることでしょう。
 ここでは、15回中からの1コマ、「話の全体を組み立てる」を紹介しましょう。人に分かりやすく、納得して理解してもらえるような話の組み立てについて学ぶ回です。


話の全体を組み立てる

 日本には死刑制度があります。死刑制度に賛成の人、反対の人がいますね。ではみなさんもどちらかの賛成にたって、反対の立場の人に自分たちの意見を理解してもらうにはどうすればいいでしょうか。好き勝手に自分の意見を言うだけ、感想を言うだけでは、相手に理解してもらえません。ここで学ぶのは、話の組み立てパターン例です。

たとえば...

 「主張」だけではなく、「理由」、「例示」、「帰結」の構造を使えば、ひと通り短大生にふさわしい組み立てができます。授業ではいろんなテーマでこの形をきちんと身につけます。例えば、こんなテーマも。

練習2:高校生はアルバイトをすべきではない。賛成or反対?

物事を多面的に見よう

 上で示した構造が身についてきたら、ワンステップ先に進みます。自分の意見をいうことだけに都合のいい構造というのは、ちょっと押し付けがましく感じられることもあります。また意見というのは、聞いてくれる誰かがいるから意味があるので、そもそも誰かと対話することが前提だったりします。そこで、「主張」「理由」「例示」のあとに、次のパートを差し挟んでみましょう。

容認と主張

 人の意見を聞き入れて、その上で自分の意見とどこが違うかを考え、よりよい自分の意見を展開させるのです。
 最終的には下図のような構造が作れるようにトレーニングします。

「容認と主張」を含む全体構成

 これを読んでいる皆さん、じゃあ腕試しをしてみましょうか?「あなたが友達を選ぶ時、自分とよく似ている人を選びますか。それとも、自分とは性格や趣味が違う人を選びますか。」この問いについて、上記の構造を用いて、自分の意見を組み立ててみてください!


基礎演習のクラスは?

 総合文化学科の多くの授業は、高校生までのように「クラス」単位で受けません。クラス関係なく、受けたい授業を受けるというスタイルですので、授業ごとに一緒に学ぶ人たちが異なります。
 これに対して、クラス単位で受ける授業が「基礎演習IA」「基礎演習IIA」になります。そして、これらの授業を行う先生が担任の先生になります。大学祭、スポーツ祭などの行事もこのクラスを単位として行われます。基礎演習の授業で一生の友達ができる人もいます。一生自分で勉強していける力も、一生付き合える友だちもできる、総合文化学科らしい授業です。
 なお、H30年度は私阿部の他に、佐藤晃先生と佐藤亜実先生が基礎演習IA・IIAを担当します。


(H30.4更新)
(H25.6掲載)

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