東北文教大学

卒業生・修了生代表の挨拶

今年度は、学位記・修了証書授与式が新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となり、卒業生・修了生全員で祝うことができませんでした。大変残念なことになってしまいましたが、卒業生・修了生を代表して謝辞を述べさせていただきます。

肌を刺すような冷たい外気がいつの間にかやわらぎ、吹く風に春の訪れを感じるようになりました。

この良き日に、私たちは4年間、または2年間学び、慣れ親しんだ東北文教大学を卒業します。私の心の中では、4年前に行われた入学式の記憶が、まるで昨日のことのように思い起こされます。「この大学に入ってよかった」これが私の率直な思いです。この日を無事に迎えらたことは、多くの方々に支えられてきたからです。私はこの場をお借りして多くの方々に感謝を伝えさせていただきます。

まず初めに、感謝を伝えたい人はこれまで支えてくれた両親です。私は、以前美容師の仕事をしていました。しかし、東日本大震災のボランティア活動をきっかけに、子どもたちに夢や希望をもたせ、思いやりのある子どもを育てたいと思い、小学校の先生になりたいと考えました。一度は会社員として働いていた身でありながらも、大学という選択の道を歩みはじめ、仕事を辞めるときには両親に反対された時期もありました。不安にさせたこともあったと思います。それでも、一番そばで応援し、支えてくれたのが両親でした。その両親に、卒業を報告できたことを私は嬉しく思います。

そして大学生活では、学生のことを第一に考えて下さる素晴らしい先生方、親切に話を聞き、声をかけてくださった事務局や購買部、駐車場整備、清掃員の方々、多くの方に支えられ、見守られてきました。特に先生方からは、深く、熱い授業や、指導をしていただきました。本当にありがとうございました。 私はこの春から小学校教員として働きます。4年間目標を見失わずに努力することができたのは、子ども教育学科の先生方をはじめとする諸先生方の手厚いご指導があったからこそだと思っています。私はこれから、学生のことを第一に考えて下さる、本学の先生方のような教師になることを目標に教師生活を送っていきたいです。

最後に感謝を伝えたい人は、大学で出会った友人です。同じ目標に向かって高め合える素晴らしい仲間と出会いました。実習や採用試験の勉強など、楽しいことだけでなく、辛く大変なこともありましたが、乗り越えられたのは、共に過ごしてきた仲間がいたからだと思います。部活動では、学科、学年を問わず交流をしてきました。特に、私が部長を務めていたボランティア部では、多く学生が山形市を中心に社会貢献活動に携わることで、多くの人を笑顔にすることができました。

並々ならぬ緊張感で臨んだ入学直後の新入生オリエンテーションに始まり、大忙しだった大学祭の『たいくる』や模擬店、心を一つに熱く燃えたスポーツ祭、大いに盛り上がった花笠まつりなど、4年間の思い出は数えればきりがありません。東北文教大学で出会えた仲間は、私の一生の宝物です。そんな大好きな仲間と過ごせる時間も最後となりました。4年間また2年間慣れ親しんだ学び舎との別れを惜しみながらも、これから始まる新たな人生の扉を開かなければなりません。これまで以上に辛いこと、苦しいこともあると思います。そんな壁にぶつかったときには、共に頑張ってきた本学で出会った仲間を思い出して、明日を生きる活力に変えていきます。

心から感謝し、卒業生・修了生代表の挨拶とさせていただきます。

2020年3月23日

東北文教大学人間科学部子ども教育学科8回生
東北文教大学短期大学部総合文化学科14回生
           子ども学科 14回生
           人間福祉学科18回生
           留学生別科 20回生
卒業生・修了生代表            
 人間科学部子ども教育学科 湯澤 真